男性の妊活!プロテインって大丈夫?
筋トレをしていたり、ダイエットのためと「プロテイン」を飲んでいる男性も多いのではないでしょうか?
もちろん、タンパク質は体つくりに大切な栄養素ですが、プロテインの種類を誤って飲んでいると男性妊活にとってはマイナスな事も…。
今回は男性妊活とプロテインについて、かすみちゃんと勉強していきましょう。
プロテインが男性妊活に良く無いって聞いたのですが,,,。
プロテインは原材料によって、”ソイプロテイン”、”ホエイプロテイン”、”カゼインプロテイン”の3つがあるんだけど、旦那さんはどのプロテインを飲んでいるか分かるかな?
プロテインにも色んな種類があるんですね…。
詳しく見た事がないので、よく分からないです。
詳しく見た事がないので、よく分からないです。
それではまず、プロテインの種類について説明していくね。
”ソイプロテイン”は大豆のタンパク質を粉末にしたもので、水分や糖質、脂肪分を減らして効率よく植物性タンパク質が摂れるようになっているプロテイン。
比較的安く買えるのも特徴のひとつ。
比較的安く買えるのも特徴のひとつ。
”ホエイプロテイン”と”カゼインプロテイン”は牛乳由来のプロテインなんだけど、ホエイは吸収が速い、カゼインは吸収が穏やかというのが特徴。
プロテインって材料や特徴によって色んな種類があるんですね。
では、どのプロテインが男性の妊活によくないんですか?
ソイプロテインとカゼインプロテインは、男性妊活にあまりお勧めできないかな?
どうしてですか?
ソイプロテインは原材料の大豆に含まれる『イソフラボン』は、女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きがあり、男性ホルモンの働きを抑えてしまうんだ。
男性ホルモンの働きが抑えられるとどうなってしまうんですか?
性欲が弱くなったり、勃起不全になったり、精子の数が減少するということが報告されているよ。
カゼインプロテインはゆっくり消化されていくのが特徴なので、未消化の状態で腸に入ってしまい腸の粘膜を傷つけて炎症を起こす可能性があるんだ。
腸が炎症を起こすって怖いですね…。
そうだね。
腸に炎症がある状態だと下痢を起こしやすくなるので、せっかく摂った栄養素がうまく吸収されなくなって精子をつくるための材料が不足したり、炎症を抑えるためにエネルギーが使われて精子をつくるエネルギーが不足するともいわれてるんだ。
腸に炎症がある状態だと下痢を起こしやすくなるので、せっかく摂った栄養素がうまく吸収されなくなって精子をつくるための材料が不足したり、炎症を抑えるためにエネルギーが使われて精子をつくるエネルギーが不足するともいわれてるんだ。
ホエイプロテインは乳糖が含まれている「WPC製法」と、乳糖が取り除かれた「WPI製法」「WPH製法」があるよ。乳糖はお腹の不調の原因になりやすいので注意が必要!
WPI製法かWPH製法で作られたホエイプロテインなら、お腹がゆるくなりにくいってことですか?
うん!そうだね。
ということで、妊活中の男性にはWPI・WPH製法のホエイプロテインがいいかな。
ということで、妊活中の男性にはWPI・WPH製法のホエイプロテインがいいかな。
まとめ
- プロテインには、大豆由来の「ソイ」と牛乳由来の「カゼイン」と「ホエイ」がある。
- ソイプロテインにはイソフラボンが含まれている。
- 男性がイソフラボンを摂りすぎると、性欲が落ちる、勃起不全、精子濃度の減少などの影響の可能性。
- カゼインプロテインは消化がゆっくりなので、未消化の状態で腸に届くことも。
- 未消化のカゼインは腸壁を傷つけ、腸の炎症を起こす可能性。
- ホエイプロテインは、乳糖が残った「WPC製法」と、乳糖を取り除いた「WPI製法」「WPH製法」がある。